やばい経済学を読んで スティーブンDレビット 著 東洋経済 社
経済学とはこんなことを調べるのかと感心させられました。
いったい、誰がこんなことを大学の研究などで調べるのだろうと疑問ばかりです。
しかし、その実験データはさすがアメリカで100万部を突破したことはある内容でした。
気に入った部分を列記します。
1章
昔から言われているように日本の国技である相撲。
千秋楽 7勝の力士と8勝をしている力士では圧倒的に7勝している力士が負ける。
データにより明らかにされた。ただ、7勝だと後が無いので普段以上の力が出るといえばそれまでだが
いつも負けていて千秋楽だけ勝つという結果もあるし、人間のやることだからそれでいいと思う。
先生のいんちき>
生徒の点数を改ざんしたり、答えを教えるような授業をし、生徒の成績があがる、そうすると
自分の先生としての評価もあがる。信じられなかった。そういうことをする人間が世の中にはいるんだ
という勉強になりました。
ベーグル売り>
それに対して、よく会社の受付などにある無人お菓子販売箱みたいなものには
結構お金が正確にはいっているデータが出ました。結構正直なんだ。
2章
不動産屋>
お客様にとっては2万ドルの違いがあるのに、不動産屋への手数料は何百ドルの違いなので
うまいことを言って(メンドクサイのもあると思うが)売りを急がせる。これは、どの業界でも
同じであろう。人のメリットが小さいと人は動かない。
4章
犯罪者はどこへ消えた。>
刑を重くしたからではなく、簡単に中絶を合法化したから。
の一言で完了。やはり、望まれて生まれた子と、望まれないで生まれた子で
人生は大きく変わってきてしまう。
何が何でも中絶反対というのは無理があるのだろう。将来的にもっと大きな悲劇が生まれる。
5章
プールと銃はどっちが危険>
アメリカで子供が銃で遊んでいて死ぬ確立と
プールに落ちて死ぬ確率は100倍プールに落ちて死ぬ確立のほうが高い。
なのでこの国ではPOOLサイドのフェンスが義務付けられているのだろう。
そして、車の事故よりも水の事故で死ぬ人が多い。
水は怖いものである。
6章
子供と本読み>
子供と一緒に本を読めば子供の成長(おもに成績に良い)と思われているが、
あまり役に立たなかったというデータは出ている。
まとめ>
本読みはもちろん、一緒にいることが大切なことであって、昔よく親が話してくれたなという話が大人になってから
思い出し、役に立つケースもある。自分は親に本を読んでもらった記憶がほとんどないので、
自分ではできるだけ寝る前にしている。本は心の栄養素。
全体を通して、人間はかなり適当な生き物で事実を客観的に処理することができないことが多い。
むしろ、噂やなんとなくという曖昧な行動基準で毎日を送っている。
PCAでは無いが、1日のうちに人間には親、子供、大人の感情が入れ替わっているのだろう。
ずっと、同じ感情は疲れるし、つまらないからだろう。
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ニュージーランド 日本人 建築会社 ジャパンホームズ 代表 岡部 雅彦
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