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Writer's pictureTony Liu

武器としての決断思考 瀧本哲史 著 星海社  その1

武器としての決断思考 瀧本哲史 著 星海社  その1

1、右肩あがりの時代では、

右肩上がりの時代では、なんとなく

就職、結婚、子供、出世、引退、老後、年金など

「みんなが同じ未来を想像できた。」

しかし、日本経済が成熟、または、衰退期になり

思うようにならなくなってしまった。。。

また、人生を左右する前述のような決定事項もなんとなくでも、どうにかなった。

そのため、あまり、社会や学校でも

「判断力や決断力」がなくてもやってこれたので、どこでも教えなかった。

しかし、今の時代は絶対に必要。

・福沢諭吉の学問のすすめの1文

なぜ、学ぶのか?

「時代の変革期に和歌や古文、茶道などの勉強はももちろん良いが、

今はそれを後回しにして、実生活で役にたつと思われる知識を得て、

それを実生活に落とし込んでいく、実学が必要。」

2、重要3項目

・エキスパートになるな、プロフェッショナルになれ。

専門馬鹿になるなということ、エキスパートすら必要性が減少してくるため。

例1)歯医者で来た患者に虫歯だけを治すのはエキスパート

しかし、定期健診をしたり、生活習慣までアドバイスするのはプロ

例2)顧客が電動ドリルを欲しがったら

もっと、いいドリルを作ろうと考えたら、エキスパート

顧客が欲しいのは「穴」であると考えられたらプロ

・「知識を得て、それを判断(選択)し、行動に移す」

代替の利かない人間になること。

あなたの代わりのBでもCでもという人間になるな。

例)会計士なら

本社からの支援が難しくなったら、

支社のバランスシートなどを作成して

地元の銀行とコンタクトをとり、銀行融資を引っ張れる段取りをして

本社に提案などができるようになるとプロ。

・今の世の中に正解はない。

世の中のスピードが速く、1年前の知識は役に立たないことが多い。

そのために、幅広い知識を得て、それをうまく組み合わて、実際の現場で使えるうように

行動することが必要。

失敗してもいいからとにかく、

「知識を得て、判断し、行動、修正」

これを繰り返すことが非常に重要。

4、会議では

正解はないので、最善解ですすめていく 

会議では、必ず結論を出す場合は結論を出す。

ディベートは開始前に賛成か反対を決めるので準備に80%根拠に20%の時間を使う

今後は、正規軍ではなく、各自が現場で臨機応変にできるようにゲリラとして戦うイメージがよい。

結論よりも思考系統が重要

5、漠然としたテーマでは、ディベートできん

問題の争点を明確にする。

議題はやるか、やらないかで決めたほうがよい。具体的には行動するかしないかで決める。

5-1 問題は必ず、大きな枠組みから見ていく。

そして、小さすぎる問題は後で考える。また、人の好みで左右する問題もやめる。

同時に複数の論題について、考えることを習慣にしよう

6、7 どんな時もメリットとデメリットを比較する。

メリットの3条件

・内因性 なんらかの問題があること

・重要性 その問題が深刻であること

・解決性 問題がその行動によって解決すること

デメリットの3条件

・発生過程 論題の行動をしたときに、新たな問題が生まれないか

・深刻性 深刻さは?

・固有性 現状では、そのような問題が生じているか?

・機会費用の考え方

それをしなければ、他のことができた。という考え方。

例) ある会社に内定をもらえたA君について就職活動を続けるどうか?

続けるべきという賛成派の3条件を検証

・内因性 人生を決める重要決定事項。

・重要性 よりよい会社が見つかる可能性がある

・解決性 就職活動を止めるのは

機会費用のことにもつながる。

就職活動をやめてしまえば、ここで良かったのかどうか

メリットとデメリットは「表、裏」の関係。ややこしいことが起きる。

では、反対派の

・就職活動をすることにより、大きな時間を失う。

・就職活動が長くなればなるほど、モヤモヤした感じが長くなり、精神的に悪い。

・研修やインターンに集中できないので、不利になる。

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