部下にはあいさつだけ教えなさい 金村秀一 著 廣済堂出版
最近、自分を理解してくれてついてきてくれる社員が多くなってきたが、
任せることが多い自分のやり方とは正反対の部分が提起しているが、
基本ベースは自分が一番気にしている分部かもしれない。
上司の指示を、ただ実行するだけの社員が少ない。
とにかく、大人のしつけを徹底的に教える。
1章 なぜあいるはダメ部下なのか?
・出来る社員と出来ない社員は何が違うのか?
出来る社員は指示待ちタイプ。まずは、シンプルに型にはまり上司の指示を実践できるタイプが伸びる。意味や理由はまずはわからない。
・出来る能力に頼っている限り【よい組織は】はできない
この人が辞めると終了となり、弱いビジネスモデル
また、下記の場合
Aさん 能力ありで考え方、価値観が会社と合う
Bさん 能力なしで考え方、価値観が会社と合う
Cさん 能力ありで考え方、価値観が会社と合わない
Dさん 能力なしで考え方、価値観が会社と合わない
まず、Aさんみたいな人材は来ないので無理。Dさんも他の会社に行ってもらう。
BさんとCさんだが、Cさんも他の会社に行ってもらう。価値観が合わないと致命的。
よって、基本はBさんをどんどん雇用していく。
いままで、Aさんを待ち望んだり、
しょうがなくCさんと雇用関係を結んで、結局駄目になったりでした。
Dさんもいたかな?
・入社1年目の社員に叩き込むことは1つだけ
おとなのしつけを徹底的に教え込む。
2章 部下の行動を変えさせると、意識が変わる
型にはめると、人はどんどん動く
「時」を守る >他人の時間を奪う遅刻は悪い事
「場」を清める >1日15分、清掃で心を清める。
「礼」をただす >出来る人は「はい!!」の元気な返事が必ずできる。
「言葉」を整える >すべの言葉をポジティブに解釈。
「数字」を合わせる>曖昧な表現ではなく正確な数字
3章 ダメ社員が劇的に変わる「ほめ方、しかり方」
上司の言葉の打率が低ければ、色々なものを引き出せない。
打率が低ければ、相手の理解や信頼は得られない。
また、絶対に性格を叱らない。行動を叱る。
・叱ったあとは、安心させる。
具体的にどの業務を任せる。などを伝え期待していることを伝える。
「ただ、期待しているからこれを言っているんだ」と言うよりも効果大。
・他人の良いところをTTPさせる。
他人の業績が良い会社の社内見学に行き、良い部分は1週間以内にTTP。
・プライベートまで、部下の話をとにかく聞く。
>プライベートと仕事はリンクしている。また、聞いてくれるだけでかなりの信頼が生まれる。
4章 「ついていきたいと」と思わせる上司力
・同期だけの飲み会は禁止
入社したての社員は、上司のことや会社の事象を理解するのが難しいので、飲み会の席では必ず会社の不満などがでる。
その場に解決策をだす先輩などがいなければ、「こんな会社辞めよう」となるので、あまり良い事が無い。
・部下を許せるようになると自分が成長する。
部下を育てなければ、1馬力のままいくために、会社にも本人も良くない。
失敗から何を学んだかははっきりと言わせる。
・「認める力」でどんな部下でも100%信じられる。
部下の失敗でつぶれた会社は無い。
まず、
存在を認める。
行動を認める。
成果を認める。
これが普通はできない。
・仕事のテクニックは教えなくてよい。
物があふれている現代。似たようなものであれば、あとは誰から買うかだけの問題なので
人間性を上げる事を教える。それは、大人のしつけなどをさせる。
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自分が出来ていない部分を抜粋したが、人間としての基本的なことだらけだなと思う。
人間なので100%出来ないが、それに近づくように努力している姿に人は惹かれるので
毎日のコツコツとした努力を楽しく怠らない。
キャッチ的にもタブーとされていることを逆に売りにしているので、そのあたりも非常にうまいと思ったので
すぐにTPPしようと思う。
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